関節リウマチの合併症


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関節リウマチの合併症

先生
慢性関節リウマチは、全身の関節に炎症が起き痛みを伴うことが最もつらい病ですが、肺・腎臓・胃・皮膚・貧血・神経などいろいろな臓器に合併症を起こしやすい病気です。

リウマチの女性
慢性関節リウマチって、怖い病気なのね。

先生
主な合併症とその症状について説明しましょう。
まず、「皮下結節」と言って、肘や後頭部などの皮下に、痛みは感じませんが大豆ほどの大きさの硬いしこりができます。
次に、「心膜症」。
これは、心臓を包む膜である新膜に炎症が起きます。
「胸膜炎」は、肺を包む膜である胸膜に炎症が起きます。
そして、「肺線維症」は、間質が線維化して硬くなり、酸素交換が不十分になります。
「上強膜症」は、結膜が赤く充血します。
「末梢神経炎」は、手足がしびれる病気です。
「シェーグレン症候群」は、塁線や唾液線に炎症がおこり、涙や唾液が出にくくなります。
「貧血」は、血液中の赤血球や血液色素が減少した状態で、めまいなどを起こします。

リウマチの女性
こんなにたくさん症状があるの?
本当にかかってしまったら大変だわ。

先生
中でも、リウマチの患者さんは、ほとんどが貧血を持ち、これは長い間炎症が続くことにより体内で赤血球をうまく作れなくなっていたり、薬の副作用による胃炎や胃潰瘍があり、少しずつ出血していたりするためです。

リウマチの女性
そうしたら、リウマチにかかったら貧血は気をつけておかないとね。

先生
また、関節リウマチの患者さんに多いのが、血液中の鉄分が不足が原因だけでなく、鉄分を吸収する能力も低下することからなる場合もあります。
このケースでは、鉄剤を服用しても、リウマチが原因で体内で鉄分がうまく利用されず、貧血が続くことが多くあります。
リウマチ自体をうまくコントロールするほかない場合もあるのです。

リウマチの女性
リウマチでさえつらいのに、それに加えて貧血なんて、本当に大変な病気よね。

先生
いずれにしても早い段階で合併症を発見し治療するため、診察と検査を定期的に受けることが大切です。


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